「同じ名称の明細項目があるため、移行することができません。」の対処法
最終更新: 2026年3月21日
弥生給与Nextで表示されるエラーメッセージ:
「同じ名称の明細項目があるため、移行することができません。」
このエラーは弥生給与Nextへの移行で最も多く報告されているエラーです。
弥生給与から弥生給与Nextへの移行時に、明細項目の名称が重複しているとこのエラーが発生します。デスクトップ版では「支給」「控除」「その他」の区分が異なれば同じ名前の項目を登録できましたが、弥生給与Nextではすべての区分を通じて項目名が一意である必要があります。
このページでは、重複項目の見つけ方と名称変更の具体的な手順を解説します。
このエラーが発生する原因
デスクトップ版の弥生給与では、明細項目が「支給」「控除」「その他」の3つの区分に分かれており、異なる区分であれば同じ名称の項目を作成できました。例えば、支給区分に「調整」、控除区分にも「調整」という項目を登録することが可能でした。
しかし弥生給与Nextでは、この区分の概念が変更され、すべての明細項目名が一意でなければなりません。そのため、区分が違っていても同じ名称の項目があると移行エラーとなります。
よくある重複パターンとしては、「調整」「手当」「その他」「精算」などの汎用的な名称が複数の区分で使われているケースが挙げられます。
対処法
重複している明細項目名を確認・変更する
- 弥生給与25を起動し、メニューから「設定」→「明細項目」を選択します。
- 「支給」区分のタブを開き、登録されているすべての項目名をメモまたはスクリーンショットで記録します。
- 「控除」区分に切り替え、同様にすべての項目名を確認します。支給区分と同じ名称がないか照合します。
- 「その他」区分に切り替え、同様に確認します。支給・控除のどちらかと同じ名称がないか照合します。
- 重複している項目名が見つかったら、項目名を変更します。区分が分かるような名称にすると管理しやすくなります。
名称変更の例:
- 支給「調整」+ 控除「調整」 → 控除側を「控除調整」に変更
- 支給「手当」+ その他「手当」 → その他側を「その他手当」に変更
- 支給「精算」+ 控除「精算」 → 控除側を「精算控除」に変更
注意: 明細項目名を変更すると、変更後に作成される給与明細に新しい名称が適用されます。過去の給与データは変更前の名称で保持されますが、移行後の弥生給与Nextでは変更後の名称で表示されます。
事前に検出する方法
当サイトの移行前チェックツールを使えば、全区分を横断して明細項目名の重複を自動検出できます。手作業で3つの区分を目視確認するよりも確実で、見落としを防げます。